午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利2.125%に上昇
5日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続落。年末年始の米金利上昇などが影響し、現物債市場では10年債の利回りが2.125%と約26年11カ月ぶりの高水準をつけた。
昨年12月31日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が前の週の改定値から減少し、米市場では労働市場に対する過度な減速懸念が後退。2日の米長期債相場が3日続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及する形で、債券先物は軟調にスタートした。その後も日経平均株価が大幅高となるなか、安全資産とされる債券には断続的に売りが流入。為替相場が円安方向に振れていることで、輸入物価などの上昇を通じたインフレ圧力の高まりが意識されやすいこともあり、午前10時40分すぎには一時131円87銭まで軟化した。午後は押し目買いなどで下げ渋る動きとなったが、あす6日に財務省が実施する10年債入札への警戒感から戻りは限定的。日銀の植田和男総裁が全国銀行協会の新年賀詞交歓会で「今後も金融緩和度合いを適切に調整することが、物価目標のスムーズな実現につながる」との認識を示し、日銀による追加利上げ観測から国内金利の先高観が根強いことも重荷となった。
先物3月限の終値は、昨年12月30日に比べて40銭安の132円01銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午前に続き午後も同0.065%高い2.125%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
昨年12月31日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が前の週の改定値から減少し、米市場では労働市場に対する過度な減速懸念が後退。2日の米長期債相場が3日続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及する形で、債券先物は軟調にスタートした。その後も日経平均株価が大幅高となるなか、安全資産とされる債券には断続的に売りが流入。為替相場が円安方向に振れていることで、輸入物価などの上昇を通じたインフレ圧力の高まりが意識されやすいこともあり、午前10時40分すぎには一時131円87銭まで軟化した。午後は押し目買いなどで下げ渋る動きとなったが、あす6日に財務省が実施する10年債入札への警戒感から戻りは限定的。日銀の植田和男総裁が全国銀行協会の新年賀詞交歓会で「今後も金融緩和度合いを適切に調整することが、物価目標のスムーズな実現につながる」との認識を示し、日銀による追加利上げ観測から国内金利の先高観が根強いことも重荷となった。
先物3月限の終値は、昨年12月30日に比べて40銭安の132円01銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午前に続き午後も同0.065%高い2.125%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
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