ダウ平均は反落、全般に売りが目立つ=米国株概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/31 07:03
ダウ平均は反落、全般に売りが目立つ=米国株概況

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落。一時500ドルを超える下げとなっていたが、下げ幅はその後縮小した。終値はダウ工業株30種平均が179.09ドル安の4万8892.47ドル、ナスダック総合指数が223.30ポイント安の2万3461.82ポイント、S&P500が29.98ポイント安の6939.03ポイント。

 トランプ大統領が次期FRB議長にウォーシュ元FRB理事を指名することを公表したことが株式市場の重しとなった。ウォーシュ氏は他の候補者に比べてややタカ派的との印象があり、ドル高株安につながった。もっとも、大本命と見られていたこともあって、サプライズ感はなく、影響は限定的なものにとどまった。

 マグニフィセントセブンはテスラ<TSLA>が上昇。前日の決算を受けて下落していた同社株は、イーロン・マスク氏率いるスペースXが、今年後半に予定しているIPOを前に、テスラもしくは同氏保有のAI企業「xAI」との合併を検討しているとの報道が好感されて時間外で反発。NY市場に入っても堅調地合いを維持した。

 決算を受けて昨日大きく下げたマイクロソフト<MSFT>はさえない動きが続いた。昨日のザラ場での安値を割り込むような動きにはならなかったが、前日終値と比べて小幅安圏での推移となった。

 前日に好決算で大きく買われたメタ<META>は、ポジション調整の売りに押され、3%弱の下げとなった。

 昨日の引け後に発表された決算でiPhoneの販売好調が示されたアップル<AAPL>は、時間外で一時売られるなど不安定な動きとなったが、引けは小幅ながらプラス圏となっている。

 その他新興ハイテクではAMD<AMD>が大幅安。AI/半導体情報関連サイトのセミアナリシスが同社の次世代MI450シリーズチップについてのネガティブな噂を報じたことが重石となった。米金融機関大手ウェルズファーゴのアナリストがすぐにその噂を否定したことで買いが出る場面も、戻りでは売りが出るなど、軟調な地合いが続いた。

 ダウ採用銘柄では、寄り付き前に決算を発表したアメリカン・エキスプレス(アメックス)<AXP>が、第4四半期の1株利益が市場予想に届かなかったことを嫌気されて、時間外から軟調。NY市場でもマイナス圏推移が続いた。同業のビザ<V>も3%安と大きく売られた。

 2019年以来の大幅な契約者数の伸びを示したベライゾン<VZ>は11%を超える伸びとなり、ダウ採用銘柄の上昇率1位。S&P500銘柄でも上昇率2位と好調。

 石油メジャーのシェブロン<CVX>も好決算を受けて上昇。ダウ採用銘柄の上昇率2位。

 その他の銘柄では、アウトドア大手デッカーズ・アウトドア<DECK>が過去最高の四半期売上高と利益を公表したことで大きく買われた。同社はS&P500採用銘柄で上昇率1位となった。

 フラッシュメモリー製造のサンディスク<SNDK>も決算が好調で時間外で一時20%を超える上昇。その後利益確定売りに押されるも、6.85%高で引けている。

デッカーズ・アウトドア<DECK> 119.34(+19.44 +19.46%)
サンディスク<SNDK> 576.25(+36.95 +6.85%)
アップル<AAPL> 259.48(+1.20 +0.46%)
マイクロソフト<MSFT> 430.29(-3.21 -0.74%)
テスラ<TSLA> 430.41(+13.85 +3.32%)
メタ<META> 716.50(-21.81 -2.95%)
AMD<AMD> 236.73(-15.45 -6.13%)
アメックス<AXP> 352.17(-6.33 -1.77%)
ビザ<V> 321.83(-9.97 -3.00%) 
ベライゾン<VZ> 44.52(+4.71 +11.83%)
ビザ<V> 321.83(-9.97 -3.00%) 
シェブロン<CVX> 176.90(+5.71 +3.34%) 
アメックス<AXP> 352.17(-6.33 -1.77%)

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