【本日の見通し】ドル円はドル高基調意識も、上値追いには警戒感

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/04 07:55
【本日の見通し】ドル円はドル高基調意識も、上値追いには警戒感
   
 昨日の市場でドル円は一時156円台まで上昇。月曜日の米ISM製造業景気指数の好結果で、米国の景況感改善が好感されており、ドルは買われやすい地合い。土曜日からの連邦政府機関閉鎖についても、先週末上院が可決した修正法案を3日に下院も可決した。同日トランプ大統領が署名したことで、閉鎖は解消されることとなった。
  
 こうした動きを受けて、ドル買いの動きが広がり、ドル円が156円を付けるなどの動きにつながった。もっとも上値追いには少し慎重。ドル円に関しては介入警戒感が上値を抑えている面もある。156円台で介入が実施されるという見方は少ないが、160円に向けた動きが再開されると、次はレートチェックなどではなく実弾の介入があるとの見方が広がっており、動きが慎重になっている。
  
 今週予定されていた米雇用動態調査(JOLTS)と雇用統計は来週への延期が発表済み。具体的な日時については担当機関である労働省労働統計局が本日再開された後に示されるとみられる。やや材料不足感があるが、今晩は米ADP全米雇用レポートや米ISM非製造業景気指数の発表が予定されている。ISMに関しては2日に発表された製造業景気指数が予想を大きく超えて強かっただけに注目が集まっている。製造業同様に非製造業も強さを見せるようだとドル買いとなりそう。
  
 ドル円は155円台から156円台半ばにかけての水準を中心に方向性をうかがう展開を見込んでいる。リスクはやや上方向で、157円台をトライする可能性が十分にある。
  
 ユーロドルは昨日海外市場でのドル高の中で、月曜日に続いて1.17台後半をつける動きを見せたが、1.18台前半に戻して東京朝を迎えている。先週1.2081ドルを付けたことで上値一服感が出て、ユーロ売りが出やすい地合いであるが、ここからの下押しには少し慎重。1.1800ドルを挟んでの推移を中心に次の方向性を見極めたい。
  
 ポンドドルは海外市場で1.3650ドル前後を試す動きも、月曜日の安値に届かず、1.3700ドル前後に戻している。ユーロドル同様にこの後は現水準前後での推移を中心に、今後の方向性を探る展開か。
  
 ユーロ円はドル円の堅調な動きとユーロドルの安値からの反発もあって、NY午後に184円台にしっかり乗せてきた。直近高値は184円20銭前後までとなっており、月曜日の高値184円28銭には届いていない。同水準をしっかり超えるともう一段の買いがありそう。
  
 ポンド円もユーロ円同様にしっかりした動きとなっており、213円台半ば近くまで買われている。ポンドは対ユーロなどでも買いが出るなど、直近力強さを見せており、ユーロ円以上に上値トライの期待がありそう。節目の215円を意識する展開が見込まれる。
  
MINKABUPRESS 山岡

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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