株価指数先物【寄り前】 +2σを射程に入れたロング優勢の展開に

配信元:株探
投稿:2026/02/25 08:07

大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 57990 +650 (+1.13%)
TOPIX先物 3854.5 +34.0 (+0.88%)
シカゴ日経平均先物 57955 +615
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 24日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。AI(人工知能)の進化が事業機会を奪うとの「AI脅威論」を背景に売られていたIBMやセールスフォースが買い戻された。メタプラットフォームズとAI半導体の供給契約を締結したと伝えられたアドバンスト・マイクロ・デバイセズが急伸したことも、投資家心理を明るくさせた。さらに、2月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも相場を支える形になった。

 NYダウ構成銘柄ではセールスフォースやIBMのほか、アップル、ウォルト・ディズニー、ホーム・デポが買われた。半面、ユナイテッドヘルス・グループ、マクドナルド、JPモルガン・チェース、アメリカン・エキスプレスが軟調。

 シカゴ日経平均先物(3月限)の清算値は、大阪比615円高の5万7955円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比330円高の5万7670円で始まった。直後に5万7340円と日中比変わらずまで売られる場面もみられたが、その後持ち直し5万7450円~5万7750円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜くと、終盤にかけて5万8090円まで買われる場面もみられ、日中比650円高の5万7990円で取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、日経225先物は買い先行で始まりそうだ。米国市場ではソフトウエア株の一角が買い戻されており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。前日の日経225先物は朝方こそボリンジャーバンドの+1σ(5万6760円)を割り込む場面もみられたが、その後の切り返しで同バンドを上回っての推移だった。ナイトセッションでは+1σは5万7000円に切り上がってきたが、これを上回っての推移をみせており、+2σ(5万8880円)が射程に入る状況であろう。

 5万8000円では戻り待ち狙いのショートも入り、強弱感が対立しやすいとみられる。ただ、+1σと+2σとのレンジ内での推移を継続するなかで、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。そのため、オプション権利行使価格の5万8000円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万7500円から5万8500円のレンジを想定。

 エヌビディアとセールスフォースの決算は日本時間で26日早朝に発表される。この結果を見極めたいところだが、セールスフォースは決算発表を前に買い戻しが入っていることもあり、ショートを仕掛けにくくさせそうである。楽観は禁物だが、前日にリバウンドをみせていたアドバンテスト<6857>[東証P]辺りが底堅い値動きをみせてくると、ロング優勢の展開になりそうである。

 24日の米VIX指数は19.55(23日は21.01)に低下した。上向きで推移する25日移動平均線(18.38)を支持線としたトレンドではあるが、心理的な節目の20.00を下回ったことはリスク選好に向かわせやすいだろう。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で15.00倍に上昇。14.84倍に低下して始まり、14.83倍を安値にNTロングに振れる形になった。値がさハイテク株などのリバウンドによるインパクトの影響が大きく、NTショートの巻き戻しに向かわせたようである。ただ、足もとでは+1σ(15.01倍)水準では上値を抑えられる状況が継続している。本日は米国市場の流れを受けてNTロングに振れやすいとみられるが、+2σ(15.15倍)辺りで抑えられると、その後は+1σ水準での攻防になりそうだ。

株探ニュース
配信元: 株探

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