米2月雇用統計&イラン情勢に要注目!
【注目ポイント】「157.000円」で下値サポートされるか否か
【シナリオ①】同レートでの下値サポートなら、「158.680円」付近までの上昇を想定
【シナリオ②】同レート割れなら、「155.000円」付近までの下落となりそう
【当面の“主戦場”(コアレンジ)】「155.000~158.680円」
【注目材料】米2月雇用統計
先月12日に直近安値となる「152.269円」を付けた後、米国・トランプ政権による対イラン強硬姿勢が強まる中、『有事の米ドル買い』に伴いジリジリと上値を切り上げる相場付きとなっている米ドル/円。同28日に対イラン攻撃が実行されたことでその動きがさらに進行し、今週3日には1月23日以来の高値となる「157.941円」まで上昇する動きとなっています。
上図の各メルクマールをそれぞれ見ていくと、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足を上抜ける“好転”(上図黄色丸印)が示現しつつあること、3) ローソク足の下方に赤色雲(=抵抗帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして4) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなり、ADXが右肩上がりでの推移になっている(上図赤色点線丸印)ことから、現在の米ドル/円・日足チャートは上昇トレンドを示すチャート形状と判断します。
足もとでの注目ポイントは・・・BB(ボリンジャーバンド)・+1σラインをベースとする「157.000円」(上図黄色矢印および黒色線)で下値サポートされるか否か。
筆者が想定する今後のシナリオは以下の通りです。(シナリオ①、②)
[シナリオ①]
この先、「157.000円」で下値サポートされた場合は、「上昇バンドウォークの継続」→「もう一段の上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの上放れ」や「(BB・±2σラインの拡張である)エクスパンションの進展」、また「+DI>-DIの乖離拡大」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「158.680円」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。ただし、当該レート付近までの動きとなった場合は、当局による介入警戒が惹起(じゃっき)されそうです。したがって、上値余地は限定的と見て良いでしょう。
[シナリオ②]
一方で、「157.000円」を終値ベースで割り込んだ場合は、「上昇バンドウォーク崩れ」→「下値切り下げ」となる可能性も。当該ケースでは、「遅行スパンのローソク足への近接(=“好転フェイク”)」や「(BB・±2σラインの収縮である)スクイーズの進展」、また「+DI>-DIの乖離縮小」なども伴いながら、約1カ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MAをメドとし、同時に心理的な節目でもある「155.000円」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落となりそうです。
上記シナリオ①および②を概括すると、現下の米ドル/円はもう一段の上値切り上げを模索する相場付きとなる中、当面※は「155.000~158.680円」を“主戦場”(コアレンジ)とする動きになりそうです。 (※ここでの「当面」は、1~2週間のスパンを想定しています。)
足もとでは、日本時間本日午後10時30分に公表される米2月雇用統計の結果が米ドル/円の相場動意となりそうです。合わせて、イラン情勢を取り巻く地政学リスクの動向についても引き続き米ドル/円の相場動意となり得るため、要注目でしょう。
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