ラガルド総裁、任期満了待たずに退任の意向と伝わる ユーロの反応限定的=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/19 00:55
 きょうのユーロドルはNY時間に入って売りが優勢となっており、1.18ドル台前半に下落している。ドル高がユーロドルを下押ししているようだ。本日の21日線が1.18ドル台半ばに来ており、下放れる展開が見られている。1.18ドルちょうど付近に強い下値抵抗が観測されており、ブレイクするか注目。一方、ユーロ円はドル円の買戻しに追随し、182円台半ばに上昇。100日線でサポートされており、上昇トレンドに復帰できるか注目される。

 本日はラガルドECB総裁が任期満了待たずに退任する意向との報道が伝わっていた。任期は来年の10月に満了する。ラガルド総裁は、マクロン仏大統領とメルツ独首相が次の総裁の選任に動けるよう、来年4月の仏大統領選の前の退任を望んでいるという。仏大統領選の結果で、極右政党の大統領が誕生した場合、人事調整を避けるため、ユーロ圏の各国政府は早期の後任選びに動くと考えられている。後任候補には、シュナーベルECB理事(ドイツ)が有力視されているほか、ナーゲル独連銀総裁も意欲を示している。

 為替市場では以前から観測は流れていたが、上記の候補者の場合、よりタカ派的なECB体制への道を開く可能性はある。ただ、それ自体への本日のユーロの反応は限定的だった。仮に報道が確認されたとしても、市場への影響は大きくはないとの声も聞かれる。なお、ECBは報道を否定していない。

EUR/USD 1.1824 EUR/JPY 182.53 EUR/GBP 0.8726

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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