日本の賃金上昇は依然足踏み 日銀の利上げ計画に逆風=NY為替
本日のドル円は一旦153円ちょうどまで上昇していたものの、NY時間に入って152.40円付近まで伸び悩んでいた。さすがにここ数日の急上昇で過熱感は否めず、上値での利益確定売りも出ていたようだ。しかし、下げは続かず、現在は152円台後半まで戻しており、153円を再びうかがう展開が見られている。
本日は日本の8月の毎月勤労統計が東京時間に発表になっていたが、日本の賃金上昇は依然として鈍く、日銀の利上げ計画の障害になっているとの指摘が出ている。現金給与総額は前年比1.5%増と予想(2.7%)を大きく下回ったほか、前回分も下方修正された。インフレ調整後の実質賃金も予想以上に低下した。
エコノミストは、米国の関税措置が製造業に打撃を与え、不確実性を高め、設備投資や人材投資を鈍らせたことから、賃金上昇の鈍化は驚きではないと述べている。過去3年間に渡って春闘で堅調な賃上げが続いてきたにもかかわらず、基調的な賃金の伸びがあまり強固でないのは注目すべき点だと指摘。
その上で、賃金の伸び悩みと根強い高インフレの組み合わせは、近い将来の日銀の利上げを難しくする可能性があると分析。同エコノミストは日銀の利上げは来年1月を見込んでいるが、賃金データが弱くなれば、利上げを正当化するのはさらに難しくなるという。
USD/JPY 152.80 EUR/JPY 177.26
GBP/JPY 204.38 AUD/JPY 100.49
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
本日は日本の8月の毎月勤労統計が東京時間に発表になっていたが、日本の賃金上昇は依然として鈍く、日銀の利上げ計画の障害になっているとの指摘が出ている。現金給与総額は前年比1.5%増と予想(2.7%)を大きく下回ったほか、前回分も下方修正された。インフレ調整後の実質賃金も予想以上に低下した。
エコノミストは、米国の関税措置が製造業に打撃を与え、不確実性を高め、設備投資や人材投資を鈍らせたことから、賃金上昇の鈍化は驚きではないと述べている。過去3年間に渡って春闘で堅調な賃上げが続いてきたにもかかわらず、基調的な賃金の伸びがあまり強固でないのは注目すべき点だと指摘。
その上で、賃金の伸び悩みと根強い高インフレの組み合わせは、近い将来の日銀の利上げを難しくする可能性があると分析。同エコノミストは日銀の利上げは来年1月を見込んでいるが、賃金データが弱くなれば、利上げを正当化するのはさらに難しくなるという。
USD/JPY 152.80 EUR/JPY 177.26
GBP/JPY 204.38 AUD/JPY 100.49
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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